株式会社アンドファームユギ

Green Honeyは、なぜ百花蜜にこだわるのか?

2016年06月07日

こんにちは。
養蜂の担当をしているフィオメンバーの長谷です。

「ミツバチが暮らしを豊かにする」をモットーに日々取り組んでおります。

私たちは蜂蜜に限らず、自分たちの商品を極力自らの手でお届けしています。
ブログでは、お届けしている中でお客様から頂いた反応や疑問をテーマにしてお答えしていきます。

今回のテーマは「なぜ百花蜜を作るのか?」です。

弊社がお届けする商品「Green Honey」は、八王子の自然を凝縮した百花蜜です。
蜂蜜は、単一の花蜜による「単花蜜」と複数の花蜜による「百花蜜」に分類することが出来ます。

時期や蜜源を選別すれば単花蜜の採取は可能ですが、Green Honeyは「百花蜜」にこだわりを持って作っています。それには主に2点の理由があるからなのです。

(1)地域の味

ミツバチの行動半径は約2kmと言われています。そこに咲く花々の蜜の味は、地域の植生そのものを表します。私たちは、どこでも買えて同じ味の「○○の花の蜜」ではなく、いくつもの花蜜が合わることで地域特性を反映させた「ローカルでオリジナルの蜂蜜」を皆様に食べてほしいのです。

(2)ミツバチへの気遣い

蜂蜜は本来「ミツバチの食料」です。人間が毎日偏った食生活を送ると体調を崩すように、ミツバチも同じことが言えます。

訪花する植物によって得られる栄養素は異なります。それ故に、単一の蜜源に頼るよりも複数の蜜源から食料を得た方がミツバチにとって健康的な生活が送ることが出来るとの考えに基づいています。

豊かな植生がある日本で単花蜜を採っても健康状態には影響がないとは思われますが、共に仕事をする仲間にはなるべく元気で居てほしいのです。

私たちは、ミツバチ達が自分の食べたいもの、美味しいと思うものを集めてもらい、それを分けてもらいます。養蜂とは、また蜂蜜とは、「ミツバチの食料を分けてもらっている」ことを忘れてはなりません。

そんな形が具現化したもの、それが「Green Honey」です。
5月末、春から夏に採れる「香(かおり)」の2016年モデルを発売いたしました。
華やぐ香り、濃厚な甘み、美しい色合いがとても魅力的な蜂蜜です。

 

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オンラインショップでもお取り扱いしておりますので、ぜひ一度お試しください。

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