農家は継ぐもの、そのように思っている人も多いかもしれません。しかし、東京・八王子を舞台にあえてその道を選んだ若きファーマーたちがいます。東京都で5人目の新規就農者という、株式会社FIO代表の舩木翔平さんは「畑と住宅街が隣接する東京だからこそ、農業の可能性が十分にある」と語ります。
最近では、自分たちの野菜をより多くの人に食べてもらおうと、キッチンカーを走らせて“八王子ベジサンド”を販売したり、牛舎をリニューアルして、100人規模でも農業体験イベントなどが開催できるスペース作りをするプロジェクトなどを進行中。
このJourneyでは、東京にもこんなのどかな場所があったのか！と感じる、FIOのユギムラ牧場(YUGI MURA Farm)を舞台に、土に触れたり、鳥のさえずりを聞いたり、農業の現状について知ることができます。また、FIOメンバーのこれまでの歩みを聞くことで、農業の新たな可能性や仲間の大切さにも気づかされるかもしれません。