フィオにインターンに来ている大学生の松井さん。
農業が好きで農業関連の進路を目指しているという彼女に、インターンを通じて感じたことをインタビューしました。
Q1.自己紹介をお願いします
松井美幸です。帝京大学の4年生で、文学部日本文化学科に在学しています。好きな野菜はナスです。アルバイトに行きながら、FIOには週に1日、3時間程度インターンとして入っています。
Q2.FIOにインターンに来るきっかけは何ですか?
FIOについては、所属している大学のゼミを通じて知っていたのですが、農業をやりたくて、大神さんに声をかけさせてもらいインターンに来ることになりました。
農業をやりたい理由は、土いじりが好きで、一番やっていて楽しいことだから。以前、茨城県の農家に1週間インターンとしてお世話になったことがありました。種まきから収穫、袋に詰めるところまで、一通りの農業の作業をそこではやっていたのですが、どの仕事も楽しかったことが私にとっては大きかったです。手を動かすことは向いているというか、自分と相性がよかったみたいです。
もともと、食品サンプル職人や寿司職人のような、手に職をもつ仕事や職人に対する憧れがあって、受け入れをしている所が多くあった農業から入ってみました。実際にやってみたら「これはいいな」って思って、卒業後は、農業に関する会社を目指し最終的には就農したいと考えています。
Q3.FIOのインターンの期間と、仕事内容は?
インターンの期間は、5月から8月にかけての3ヶ月です。農業の作業を一通りやりつつも、仕事内容は毎回違うことをさせてもらっていました。
種まき、収穫、調整、雨のなかでも休まず肥料をまくような作業も経験しました。
Q4.どんな学びを得ましたか?
大規模農家のような、パートさんが多く、バスで移動して一斉に作業するような感じと違って、フィオでは直売所での作業中やイベントの中で、お客さんと話しをしたり、お客さんとの距離がとても近く感じ、同じ農業でもやり方が全然違うんだなと思いました。
Q5. インターンのなかで大変だったことはありますか?
仕事が楽しく大変と思ったことはなかったけれど、暑いのは苦手できつかったです。
Q6.もっとやってみたいことは何ですか?
一通りやらせてもらっていて、今はどの作業も楽しいけれど将来は農業をやるつもりなので、もっとじっくり作業に関わってみて、実際に仕事として長い時間やることになった時に「楽しいと思えるかどうか」を見極めたいと思っています。
Q7.インターン前後で農業に対する印象に変化はありましたか?
経営が大変そうという印象です。野菜を作って販売をするという形で生活を成り立たせていくことが大変そうだなと感じるようになりました。
でも、農業をやってみたいという気持ちは変わらないです。
Q8.農業をやってみたいという気持ちの源泉はどこにありますか?
農業は、インターンをやっていても思うんですが、草取りをやっていてもあたらしい虫を発見して、野菜も毎日変わっていくから、日々お世話をしないといけないけれど、新しい発見が常にあってとても面白いです。農業は楽しいから、一度気負わずにやってみるといいと思います。